直木賞受賞作品発表会に生徒が集まってくれました!
先日から能勢口校の生徒たちで約3週間をかけて直木賞候補作品の書評会と受賞予想をしていたのですが、本日、その受賞作品の発表がありました。
直木賞受賞作品発表の生中継を、書評家たちの書評を見ながらその時を待つという、旗から見たらなかなかマニアックな会をひとつの教室を使って開催したのですが、自由参加でしたが3名の生徒たちが集まってきてくれました。
それぞれ生徒たちは自分の読んだ作品があったので、プロの書評家がその作品をどう論評しているのかや、あらすじのまとめ方などを熱心に聞いて参考にしている様子でした。ニコニコ生中継だったので、時々コメントも書き入れていました笑
ちなみに直木賞の結果は佐藤究さんの『テスカトリポカ』(KADOKAWA)と澤田瞳子さんの『星落ちて、なお』(文藝春秋)で、生徒たちの予測は外れてしまいましたが(生徒の予想は一穂ミチさんの『スモールワールズ』(講談社))、こういう企画を通じて今までは本をほとんど読まなかったり興味が薄かった生徒も、文学に興味を持つようになっている様子が見て取れました。
生徒たちのあらすじのまとめ方や発表の仕方も最初に比べると格段に良くなっており、何事もまず興味を持って取り組み、それを続けることが大切ですね(国語の先生の根気強い指導の成果でもあります)。
直木賞候補作品は中学生からすると分厚く内容も難しめだったと思いますが、それでも最後まで読み通し、みんなの前で内容や感想を発表したことは確実に国語力につながっていることでしょう。
川西進学ラボではこういう企画を通じて、生徒たちの読書の習慣づけや読解力の向上を図っています。