明峰中、多田中、清和台中向け定期テスト対策道場の開催





こんにちは。川西市の進学塾、川西進学ラボです。

8日の日曜日は当塾の恒例行事である定期テスト対策道場を行いました。
主に、今月12日に中間試験がせまっている明峰中、多田中、清和台中の生徒向けの開催でしたが、
23日に試験が始まる(つまり、まだ日程的には比較的余裕のある?)緑台中の生徒たちもたくさん集まってくれました。
当塾では、5教科平均8割を越えない生徒に対してはテスト日2週間前からの対策を提唱しているので、
緑中組はとてもいいスタートを切っています。(なぜ2週間前なのかについては、別の機会に)

オフィシャルには午後1時から8時までの開催なのですが、とにかく、
この限られた時間のなかで、要領よく短期集中的に勉強する方法を学んでもらい、
実際にその経験を積んでもらうことが、本道場の最大の目的です。
基本的には、オリジナルのプリント教材・定期試験の過去問・教科書準拠の問題集などを使い、
演習をくり返しさせるというごく普通の勉強スタイルで進めていきますが、
その際、強調するのは、合理主義的勉強法です。

これまで実際に受けてきた過去の定期試験の問題を徹底的に分析させ、
定期試験を実際に作成する教科担任の性格・思考様式なども加味しつつ、
出題されそうな問題形式、内容、量を予測して課題をこなすようにアドバイスをしています。
たとえば、『ジョフルワーク』のような英語のワークの問題集の提出が試験前に義務付けられていたとしても、
そのワークからはほぼほぼ似た問題すら出さない教師が作る試験を受ける場合、
そのワークの問題を重点的におさえる勉強は非効率的です。
学校側が要求する試験前の課題と高得点を取るための試験勉強そのものは峻別して考えなければなりません。


さて、この道場、とはいっても、総合時間だけみれば長丁場なので、
勉強習慣のついていない生徒(どうしても当塾の場合、男子に多いです・・・)は、
少し目を離せば、ホメロスの『オディッセイア』ではありませんが、長すぎる休息や私語に走ることも。
そんな代表選手として、とにかく、いろいろな話題をふりたがるコミュニケーション能力の塊のような生徒がいるのですが、
「4時20分から5時までの40分間、一切の発話をせず勉強に集中することに一度挑戦してみなさい」と注意したところ、きちんと実行してくれたのです。

このように、本道場は、ふだん、なかなか集中力の続かない生徒を、
1時間でも30分でもいいので、本気で集中し、勉強する経験を身につけさせる場でもあるのです。
大人とて、ぶっ続けで2時間も3時間も何かに集中することは困難です。
ましてや、中学生ともなると、数時間ただ単に続けるだけの非合理的な勉強は苦行以外の何ものでもないでしょう。
15分でもいいから本気で集中、そして小休憩、次は30分本気で取り組んでみる。
こうした知的訓練と実際の勉強経験が、高校からはじまる本当の難しい勉強、
そして大学生や社会人なってから取り組むべき課題・難題にも役立つであろうと、われわれは信じています。

皆さんも当塾の定期テスト道場に是非とも参加してみて下さい。

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